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​番外編

​弐.灯屋の言葉

今日から俺がお前の親父ってことで。

…なんだ?俺じゃ不服か?
冥界でも地上界でもこんなイケメンな妖かしそういねーんだぞ?

なーんだよ、まさかあれか?
自分が半妖だってこと気にしてんのか?

…ったく。
誰に何言われたか知らんがよ…人間でも妖かしでもお前はお前だろう?

人間の心が理解できて、妖かしの力も使えるってすげーじゃねえか。
その力でお前の大事な奴らを守ってやれ。

ん?大事なやつがいないだ?
あっはっはっは!んなもん今からいくらでも出来るさ!!

お前はもう、自由なんだ…影近。

 

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